ハロウイーンで「自己主張する」と言う若者が多いそうだ。
そのことを批判するつもりはない。
中学生や高校生なども自己主張したがるものだ。
古くは学ランを着たり下駄を履いたりして自己主張したり
していた。 それが茶髪に変わったのも自己主張だ。
ファッションも自己主張の顕れである。制服なんか着て
いては自己主張にならないという気持ちが、正統派の
人に言わせると「服装の乱れは心の乱れ」となる。
もし自己主張をする人がいなければファッションなんて
概念だってなくなってしまう。
だからハロウイーンは自己主張には最適のチャンス
なのかもしれん。 でも・・あれだけ多人数の中では
自己主張もなにもできないではないか。 目立たないと
自己主張にもならない、ただの自己満足でしかない。
自己満足と自己主張とは違うのだ。 自己主張が
激しすぎて全裸になって逮捕された馬鹿もいる。
自己主張が犯罪になってはいかんだろう。
自己主張したいなら、日常の中で十分機会がある
と、私は思っている。 その自己主張がどれだけの
人たちから受け入れられるか、認められるか、はたまた
ファッションの中に取り入れられて、流行を巻き起こせ
るか・・それも自己主張のセンスだと思う。
ハロウイーンが自己主張の場だというのは何かの
勘違いではないだろうか。