相手守備選手から悪質なタックルを受け、負傷した問題が波紋を広げる中
関東学生アメリカンフットボール連盟は今後予定されていた日大-桜美林大
の中止を発表した。 これで騒動勃発後、日大戦の中止は7試合となり、春の
オープン戦はすべて中止となった。
この問題では、日大の問題意識への甘さを感じる。監督にも大学側にも
選手達も認識が甘かったのではないだろうか。
きちんとした謝罪もなくコーチの指導とそれを受け止める選手の理解にかい離
があったという日大の回答文がこの問題をよりいっそうに複雑にした。
日大側が、やっと直接に謝罪のため関学大に出向く予定だというから一件落着
になるか、より問題を複雑にするかは日大次第だろう。
今回の件は、問題発生のあとの事後処理のあり方に教訓を残すだろう。