中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ペットボトルのない社会をつくれるか

 わたくしたちはペットボトルの世話になっている。ペットボトルのない生活
なんて考えられない時代ともいえる。
 そのペットボトルが使用後にどんな運命をたどっているのかなど、多くの
人たちは考えもしないかもしれない。 考えるとペットボトルが使えなくなって
しまう。 今の私がそうなのです。 ペットボトル商品をなるべく買い求めない
ようになってしまった。
 これまでペットボトルは回収された後、ほとんどが中国へ輸出されていた。
中国では資源として利用するために大量の使用後ペットボトルを日本から
買い集めてきたという経緯がある。
 ところが、ペットボトルには飲み残こされたものもあり、ラベルをはがす手間
などを含めて、中国の極貧層の人人の手に委ねられて処理をしてきたのだが、
処理に使った薬品などが川に流されて大きな公害問題が発生している。
 こういう現象は日本の経済発展期にも見られたことだが、中国でももはや
放置しておけないほど問題が大きくなり、習主席は「外国からの使用後ペット
ボトルの輸入禁止」を明確にしたために、現在は日本からの輸出が止まっている。
 日本国内で処分できないので、インドネシア、フイリッピンなどのアジア諸国
処分を委託しているのが現状なのだ。
 アジア各国も近いうちに受け入れができなくなるだろうと言っていて、あと数年で
ペットボトルの行方に暗雲が立ち込めている。
 そのうえ、日本国内の河川には、少なく見積もっても4000万本のペットボトルが
放置されているという。 日本人のマナーも地に落ちたものだ。 昨日だって、
駐車場の、車が置いてあったと思える場所に、飲み残しペットボトルを放置していた
ものがいる。  ペットボトルは、いまや社会問題化しているのだという認識を持って
おきましょう。 そうはいっても・・本当に困るよね。 どうすればよいのだろうか??