中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

日本人は勘違いで生きている人が多い???

 これは、日本人に限ったことでないかもしれないが・・

自分の国が素晴らしいと思いすぎている人が多いと

言いたいだけだ。 アメリカなど、とても素敵だと思って

いたが、トランプ氏の登場でとんでもない国だということが

改めて明らかになってきた。 民主主義とか平等などとは

ほど遠い国のようだ。 新聞が届かない地域が増えていて、

正しい情報が住民にとどていない。 アメリカの地域格差

昔からひどいとは知ってはいたが、これほどにひどいとは信じ

難いほどだ。 黒人差別も今回の事件でより深く明るみになった。

アメリカンドリームは昔ほど期待できない社会になっているようだ。

それでも・・アメリカ最高!!と、信じえいる国民が多いのだろう。

 日本もそうだ。 ジャパンはナンバーワンだった時期があるのだから、

そのように勘違いするのもやむを得ない。 なにがナンバーワンだった

のか?というと、ある時点で金持ちだったというだけだ。 それもわずかな

期間だった。 わずか2年後にはジャパン ワズ ナンバーワンに転落して

しまった。 海外旅行をする人口が増えたのに、海外へ行っても、見るべき

ものを見ていない・・なにも得ないで帰ってくる。 都道府県議員の視察旅行

でさえ・・・なにも見ずに帰ってくる。 海外に行くと刺激を受けることが多い

はずだ。 私が初めてパリへ行ったときは、「子供はどこで遊んでいるのだ」

「広告がないのはなぜか」に興味があって二日間をそれを調べるために

費やした。 そのおかげで・・ずいぶんいろいろと知ることができた。 本を

何冊か読むよりも多くの情報やフランス人のものの考え方までも知った。

 問題は、なにに関心を持つかだと思う。 ある女性(茨城県)にパリへ

行ってきてどう思った?と訊ねると「東京と同じだった」という答えが返って

きた。賢い人なのに・・・なにも見てこなかったようなのだ。 都市計画の

違いぐらいは気が付きそうなはずなのに・・。

 井戸の中の蛙にならないためには、目線を海外に向けていなければ

ならない。 副総理までは「民度が違う」発言をするなどレベルが低すぎる。

日本は単独民族などと思い込んでいる人も少なくない。 いまも神風が吹くと

思っている人もいるようだ。 大学も医療も工業もなにもかも・・世界一だと

信じている人たちもいる。 世界を知らないからこそ、そう思っておられる。

 世界一だと信じて、誇りを持つことは悪いことではない。誇り高く生きる

のはいいことだ。 ただ・・勘違いで・・日本は中流家庭が主流だと考える

人が多いなど、間違った認識ではいけないのではないか。 

 新型コロナウイルスでも、人口当たりの死亡者数ではアジア地域全体で

日本はフイリッピンに次いで2番目に悪い数字だという認識を持っていて

ほしい。 新型コロナウイルスに関しては、あと2年もして研究が尽くされた

後に事実が分かるだろうが、現在の数字を見て、日本がうまくやっていると

思うのは・・世間知らずと言ってよい。 アメリカや欧州などとの比較ではなく、

アジア諸国との比較こそ、いまは重要なのだ。

 いま研究されいぇいるのは、アジア諸国、欧州諸国、南北アメリカ、アフリカ

などの地域別の対応や感染数、死亡者数である。 そこにウイルスの違いが

あるかないかの研究も含まれている。

 勘違いして・・日本は安全とばかり・・思い込まないように・・・。 それよりも

コロナ後の社会、経済の落差に対応できるよう、いまから心しておこう。

月刊・文藝春秋7月号を読まれた方はドイツの対応の凄さを知ったこと

と思いますが・・ドイツのような科学者や政治家が日本にいたら・・・と

思わずにはいられない。 日本の専門家や専門医といわれる人たちが、

インフルエンザと大して変わらない・・・と、いった責任を負えるのか!と

問いたい。 それを信じたマスコミや政治家たちの愚かさよ。

 こんなことを書きながら、日本はいい国だと思っています。 政治家が

ダメなことは言うまでもないが・・。 愚かな人が多いのは残念だが、どの

国もそんな人がいるもんだ。 激痛の中で・・やけくそで書いている。