新潟の小2殺害事件は痛ましい事件だった。
事件直後わたしは妻に「これはおそらく近所の人が犯人だと思う。
そうでなきゃ、こういうことはできないから」と話してはいたが、ブログでは
この事件のことを一切書かなかった。 近所の人だと書けば、狭い地域で
戸惑いが起こるかもしれないと思ったからだった。
容疑者が逮捕されたというニュースを見た妻が「あなたの推測どおりだった
わね」という。 彼女が居なくなって周囲が騒ぎ出したので殺し、機会を見て
鉄道事故に見せかけようとしたこの事件、とても幼稚でもあるとともに突然
悪魔が乗り移ったのかもしれないと考えたりしている。
会社員だというから、いずれ犯人像も分かってくるだろうが、人間が隠し
持つ悪魔の部分が姿を現したのかもしれない。
こういう事件が起こるたびに、子供を持つ親たちは「近所の人でもついて
行っちゃだめだよ」とか。声を掛けられても返事をしないで通り過ぎるのよ」と
教えるかもしれない。 世の中、ますます住みにくくなるようだ。
私は散歩の途中、子供たちに会うと「こんにちは!」とあいさつする。それに
気持ちよく返事をしてくれる子どもと知らぬ顔をして通り過ぎる子供もいる。
私たちが14年間住んできたオーストラリアでは挨拶して、知らぬ顔をされた
ことはない。 こちらがハローと言えば、必ずハローと返ってくる、しかもしっかりと
眼を見て返事をする。 住みにくい日本になってほしくはない。