窓際に座って近くの山を見る。家並に隠れて見た目にはわからないが、
山際に沿って川が流れている。 その山というのは伯母野山で、六甲学院や
神戸松蔭女子大学の北に位置する山なのだ。
私の住んでいるマンションの裏は六甲山であり、右横が伯母野山になって
いて、地図を見るとマンションと伯母野山の間から川が始まっていて、この川は
六甲川に合流している。
４時を過ぎると川に沿って虫が飛ぶのだろう。 その虫たちを獲るために鳥たち
が集まってくるようだ。
普段はカーテンをしていて、このように窓際からのんびり伯母野山方向をみる
ことはあまりない。
リビングに座っていて見るのは六甲アイランドあたりと、大阪湾の対岸である。
散歩に出ると、六甲山の緑がだんだん色濃くなってきている。
私が大好きなのは、大月大橋の真下の風景だ。 大月大橋は、下を流れる
六甲川まで３０メートル以上は有るかと思える高さにある。川の西側（東側は住宅地）
の風景が私の大好きな場所なのだ。 木々の緑の彩りが何ともいえない。朝日だけ
しか当たらないから、緑が濃くならないのかもしれない。
橋の上からアベノハルカスやら、神戸市内やら、対岸の風景を見るためにやってくる
人は多いが、橋から視線を下に向ける人は少ないようなのが残念だな。
