中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ノーパンしゃぶしゃぶ覚えていますか?

 「私や妻がこの問題(モリカケ)に関わっていたとなれば、きっぱりと国会議員も
辞める」と啖呵を切ったことがモリカケ問題をより複雑にし、どんどんボロが出てくる
きっかけともなった。
 首相の啖呵を訊いた官僚たちの忖度が公文書の改ざんにつながり、口裏合わせ
をする羽目になり、知らない、記憶にない、破棄した、探したがなかった・・などなど
嘘をつき、ウソがばれると嘘の上塗りをするという、なんとも上級官僚(キャリア)
たちの常識を疑うことばかり出てくる。
 「これは首相案件です」と言ったという柳瀬氏は「会ったことすら記憶にない」と
しらを切ったが、諸事情は柳瀬氏が愛媛県の担当者に会ったことは間違いないと
いう物証まで出てきている。
 そんな折に福田次官のセクハラ問題が浮上し、かれはさっさと辞めてしまった。
福田次官はこの夏で止めることが決まっていたので数か月早く辞めて、火中から
逃れたかったのだろう。
 20年前に「ノーパンしゃぶしゃぶ」の接待を受けた大蔵省(いまの財務省)官僚たちが
大量に辞任することになった事件があった。大蔵省解体とも言われた事件である。
今回の一連の財務省の問題は、公務員としての資質と言う点ではノーパンしゃぶしゃぶ
事件を超えている。