中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「カウントダウン」で思い出すこと

 カウントダウンというのを知っていますよね。最近はいろんな局面で使われている
ようです。
カウントダウンとは9、8、7、6、5、4、3、2、1、0、と言うように大きな数字から始まって
ゼロになっていきます。
日数的に使われる場合もありますが、基本的には秒読みに使われるものです。
 私が初めてカウントダウンを経験したのは「は~い2時です!」というテレビワイドショー
の司会者をした時でした。とても古い話で40年も前ことです。当時はソニーから家庭用
ビデオ機が発売されてまもなくの頃でしたが、テレビ局にはビデオがなく、すべて「生」放送
でした。 5、4、3、2、1と呼称され、次いで腕が振り下ろされると「スタート」の合図です。
 その瞬間に、そうです間をおかずにです。「今日は、入江若葉です」「中原武志です」と
メイン司会者の入江さんに続いて私が挨拶して1時間の番組が始まります。
メインスポンサーは高島屋さんでした。 カウントダウンは何よりも気を使う一瞬でした。
 人工衛星[ロケット]の打ち上げ時などにカウントダウンが聞かれますが、あれも担当
している技術者などはとても神経を使う一瞬だと思われます。
 外国では年末にカウントダウン行事が多いものです。このばあいは年が明けるのを
祝うためですが、前夜から「カウントダウンの集い」があちこちで開催されます。
ハワイでも楽しいカウントダウンを経験したことがありますが、その瞬間の猛烈な爆竹の
音には驚いたものです。
 オーストラリアでは14年間、各地で開催されるカウントダウン集会を楽しみました。
最後の3年間は、我が家でNHKの「紅白歌合戦」を見て「行く年くる年」を観てから
歩いて13分で海岸へ。ソレントキーともヒラリーヨットハーバーとも言われるところで
カウントダウン集会がやっています。 カウントダウンで妻とハグをして、近くにいる見知らぬ
人たちとも「ハッピー・ニューイヤー!!」ってハグを繰り返すのです。
 もっとも強く印象に残っているのは「トロット競馬」場のレストラン(3階)で経験したもの
でした。レースは午後6時から11時半まで続いていました。お皿に食べ物を入れて座席で
食事しながら馬券を買います。何度も食べて、喋って、馬券を買ってレースを楽しむのですが、
年が明けたとたんに花火大会が始まったことでした。
 腹の底まで響きわたる花火大会をいまでも忘れられません。トロット競馬というのも珍しい
し、楽しいものでした。