久方ぶりの花火見物だった。
前に花火大会を見たのは帰国した翌年の2006年だった。
岸壁にしつらえた観覧席で花火を楽しんだ。
往きも帰りもかなりの距離を歩かされた。
今夜は、わが家から歩いて数分の地点で花火を楽しんだ。
ど~~ん!!ど~~ん! という音で、あ・・今夜は花火大会だったと、
妻と一緒に家を出て、間違いなく花火が見える場所へ移動した。
ポートアイランドで花火大会をやってくれれば、座ったままでも見える
のだが・・・。
肉眼でも見えるが双眼鏡を持参していたので、よりよく見えた。
来週開催される大阪の花火大会は、お天気さえよければ、わが家からでも
みえる。音が聞こえないが。わが家から一番よく見えるのは芦屋の花火
大会である。
花火にはいくつかの想い出がある。
もっとも強烈で、いつまでも忘れ難いのは、豪州・パースの競馬場での
花火だった。
競馬と言ってもトロット競馬と言って、騎手が乗った2輪車を引っ張って走る競馬なのだ。
なかなか面白いし、競馬場が美しい。毎週開催されていて人気がある。
年に数回、競馬場内3階のレストランで愉しんでいた。 年末にはニューイヤー大会
があり、最後に花火大会が催される。はらわたにまで響くような轟音と共に目の前で
花火が炸裂する。何とも豪快な花火だった。
パースのスワン川で開催される花火大会は、テレビやラジオで実況中継される。
早めに行って場所取りをしないとみられないほど人気が高い。
3年目からは,東京で大きな花屋さんを経営しておられる方がお持ちの、川沿いの
マンションに呼んでいただいて、 ごちそうを食べながら、目の前に展開される花火を
楽しんだものだ。まだまだ花火の思いではあるけど、省略。