東京都の百条委員会。
今日は、元知事の石原さんだった。
東京都の豊洲市場をめぐる問題を審議する都議会の調査特別委員会で、
石原氏は、豊洲を移転先とした点について「裁可した責任はある」と述べ
「（副知事だった）浜渦（武生氏）に一任していた。報告は受けていない、
と証言した。
先日は、浜渦氏は「役人が勝手にやった」と証言していた。
責任転嫁で、逃げているのか、「よきに計らえ」と、お任せ仕事をして
来ていたとしか思えない。
これが、行政府のやっている現実だと思う。
今のことは知らないが・・・
かつて、兵庫県のがん対策を扱っている部局のことを調べたときに、
担当者に「がん」のことを知っている人が一人も配属されていないことを
知って驚いた。県知事に直訴しておいたが・・・。
国だけじゃない、都道府県の各部局の担当には、専門知識が全くない
人が配属されていることが少なくない。その上に、横につながらない、
縦社会の縦行政なので、機能しないのが現実だ。
各部局ごとにも「よきに計らえ」という、局長や部長がいる。
良い様に計らってもらっていないのは、国民、都道府県民なのだ。
