中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

簿記に関心のある方へ

 ニュース。
 日本商工会議所は、主催する日商簿記の「4級」を廃止し、
 2017年4月から「初級」を新設する。
 新しい級を設けるのは56年ぶりになる。
 初級では、一般の会社員が業務上のお金の出入りを記録する
 ため必要な、基本知識に内容を絞る。
 一方、4級は個人商店の決算書類の作成が出来るレベルが
 求められていたが、3級に統合する。
 日商簿記の15年の受験者は約58万人で、減少気味なので
 初級の新設には、受験者の裾野を広げる狙いがある。
  ここからが私の意見です
 本当に役立つ簿記を覚えようとするなら、最初から3級を
 受験し、1年後に2級を取得することです。
  実際に役立つものを身につけるのでなくては役に立ちません。
 2級では工業簿記も一部入りますが、これで考え方も広がり
 ます。
 損益計算書貸借対照表などの財務諸表を作ることができる
 ことが大切です。
 簿記は「霧の中を船出するようなもの」であって、最初は何の
 ことか理解できない方も、順にしっかり学べば、霧が晴れて
 頭の中がすっきりします。
 案外ですが、数学の得意な人が簿記が得意とは言えません。
 簿記は解くものではないからでしょうか。