待ち望んでいるのでもなく、平成に別れを告げるのが寂しくもあり、新しい
元号に、日本が新たしい希望を見出すことが出来ればと願っている。
平成と言う時代が良くなかったという説は間違っている。 阪神淡路大
時代をどう生きたかによって、平成と言う時代の捉え方まで違ってくる。
私にとっての「平成」は実にすばらしい時代だったと思っている。嫌な
ことや辛いことも、高齢に伴う体調の悪化も、元号とは関係ない。
元号は悪い部分を忘れさせ、楽しかった日々を濃厚にしてくれている。
あとわずかで発表される「元号」だが、これほど多くの人たちの関心の
中で発表されるのは初めてだろうと思う。 だからこそ期待も大きいだろう。
新しい元号の中で、一人一人がどう生きるかが問われる。振り返ってみて
「この時代に生きてよかった」と思える数十年を送れるかどうかは、それ
ぞれの生き方にかかっている。
わたしの場合は、新元号の中では対岸に船出することになる。それは
とても明らかなことだ。 でも、新元号の中で、すこしだけ様子をみて
やろうかと言う気持ちもあるのだ。