がんの早期発見に新たな手法

　日立製作所ががん早期発見に新たな手法を考え出しました。

　がんの早期発見のための研究は、世界中の様々な研究所で進められていますが、

　がんの克服に役立つのでしょうか。

　日立製作所は、人の尿から乳がんや大腸がんを見つけ出すことに成功したそうです

　体に悪影響を与えるとされる老廃物は、血液の中を巡って尿と一緒に排出されます。

　その尿に含まれる成分の違いでがんの種類まで判別することができるということです。
　　がんの早期発見の技法がどんなに開発されても、それだけではがんの撲滅には

　つながりません。

　　日本中に地震計を張り巡らしていても、地震の発生を事前予測できないように、

　がん医療が現在よりも格段に進歩しなければ、がんの克服にはならないのです。

　がん医療は進歩したと言えるでしょうが、まだまだ駆け出しの段階であるのです。

　なぜ、いつ、どうして・・がんになるのか、こんな初歩的なことが、未だ完全には

　解明されていないのが現状なのです。

　どうか、がんを簡単には考えないでいただきたい。

　先進医療が受けられる保険に入っているから大丈夫・・・などと、幼稚な考え方

　はしないでくださいね。