土曜日から仕込みをしていたビーフシチュウーが美味く出来上がった。
料理の手順とかは81歳になった今でも衰えていないと思うのだが
決め手になる「味付け」に自信が持てなくなってきている。
やっぱり、、、歳かな~~って思ってしまうこともしばしば。
安くてよい肉があればビーフシチューを作ろうと思っていたので
ダイエー肉売り場をときどき覗いていた。普段食材を買うパントリー
の肉でビーフシチューをするとかなり高いものになりそうだから・・。
ダイエーの肉売り場の主任さん(三浦さん)と話す機会があり、私の
思っている肉が手に入るめどがついたので、土曜日に850グラムの
「肩肉」の塊を手に入れた。
その日は、肉に塩、こしょうをして、玉ねぎ、にんにく、セロリなどなど
と一緒に赤ワイン1本で漬けこんでおいた。
日曜日に煮込みをじっくり・・3時間以上・・しておいた。
そして今晩・・美味しかった。
妻が、ご飯に一度も手を付けずに、シチュー皿に山盛りに入れた
ビーフシチューを一気に食べてくれたので、それだけで大満足だった。
「残ったシチューを明日もう一度食べよう」という。
じゃあ・・明後日はあっさりとした大根の煮込みでも作ろうか・・などと思って
いる。
前に紹介したドラマ「鴨川食堂」は昨日で終わってしまったが、ショウケンの
へんな京都弁以外はなかなか味のあるドラマだった。
子供が「親の味」を覚えてくれているというのは、死後といえども嬉しい
だろうなと思ったりする。
私の娘たちに、パパが作った料理を覚えているかと聞くと・・全然・・と
こたえる。60年も昔に「テールシチュー」を作って食べさせたんだよ、
と言っても、なにも覚えてないみたい。
今ならテールシチューなんてとてもじゃないが高価で作れない。
使い道にもよるけれど。