中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

判断基準に気付くのに5年もかかった東電

 東電は、
  メルトダウンの判断基準が存在することに5年間気付かなかった」として
  謝罪した
 東京電力は、原発事故当時の社内マニュアルに、核燃料が溶け落ちる炉心
 溶融(メルトダウン)を判定する基準が明記されていたと発表した。
 実際に東電がメルトダウンを発表したのは事故からか月後だった。
 東電は、基準が存在することに5年間気付かなかったという。原子力発電
 に携わっている会社として、なんと愚かなことか。
 現場も本社も気が付かなかったというのだからひどすぎる。
 原発事故の検証を続けている新潟県の委員会の求めで、当時の経緯を調べ
 直すなかで、今月になって基準の記載に社員が気付いたという。
 「安全神話」が嘘だったように、ほとんど根拠を持たずに国民を安心させ、
 再稼働ばかりか、新しい原発作りも視野に入れている電力会社が許せない。
 東大卒の集団かどうか知らないが、現実的にはあまり賢い人たちでは
 なさそうだ。だから、5年経ったにもかかわらず、汚染水対策に迷いがあり、
 汚染水は毎日毎日増え続けている。
 海に流すなよ!! 世界を欺くなよ!