中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

凍土遮水壁・効果なし

これまで何度も書いてきたことですが、福島第一原発における地下水が
建屋に入らないようにという対策の中で「凍土遮水壁」案が出ましたが、
その時から、そんなものが役に立つはずがない・・と、厳しく批判を繰り返して
きました。 東電は東大出身の偉い人ばかり多いのに、もっと基本的な対策が
できないのか、東電はアホばかりなのか・・・とも書いてきました。
巨額の税金を投じた福島第一原発の「凍土遮水壁」ですが、頭でっかちな
この案はその後行かされたのでしょうか。
 その効果を説明する東京電力原子力規制委員が激怒しました。
 原子力規制委の更田委員長代理は、
「(東京電力は)人を欺こうとしているとしか思えない。ウソだもん、これ(遮水壁の効果図)。
陸側遮水壁、何も関係ないじゃん」「そんな説明が後から後から出てくるような図を描く限り、
東京電力はいつまでたっても信用されませんよ」
と、強い語調で東電を批判しました。(ニュースでは音声も聞こえますよ)
 現状は、 メルトダウンした原子炉建屋に流れ込み汚染水となってしまう地下水は、
主に周辺に増設した井戸でくみ上げて減らしているのが実態なのです。
 何度も書いたように、東電は巨大ダムをいくつも作った経験のある会社なのです。
地下水問題を門本的に解決するためには、東電の持っている(土木力)を使って、
大規模な工事をするほかないと私は考えています。
事故後に早く土木力を使っていれば、今頃は解決していたはずなのに…。
東大だから偉いというのは嘘なのだと、やはりわたしは思ってしまいます。
先日のヒステリックな衆院議員の女性も東大の法科出身だったね。