中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

福島原発「凍土壁」は使えない

 福島原発は事故後、毎日850トンもの地下水が流れ込んできている。
 メルトダウンした放射能物質はどこにどういう形であるのかさえ定かではない。
 流れ込んでくる地下水は、建屋内にも入りこみ、放射能水を作り出す。
 それらは、どこへ行くのか?
 タンクに貯めてはいるが、とてもじゃないが貯めきれるものではない。
 だれもが目をつむっている間に、自然と海へと注がれているに違いない。
 東電が対策の切り札として考え出したのが「凍土壁」だった。
 私は計画の最初から、そんなものが機能するはずがないと書き続けてきた。
 東電はダム工事などの技術と経験が豊富なはずなのだ。
 地下水遮断は土木工事で迂回さすべきで、凍土壁などの甘い発想に
 驚いている。
 いまもって、凍土壁は機能していない。
 金の無駄使いなのだ。
 汚染水は、どこに行っているのか??明らかにしてほしい。