中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

優しくて、研究熱心な医師がいる

 私が昨年10月からお世話になっている「かかりつけ医」は、
神戸・阪急六甲駅前の陰下内科である。循環器・呼吸器科の
専門医でもある。
 それまで約8年間にわたって診ていただいていたH医師は、
私が胸の苦しさを何度も(何か月も)訴えたので、そこまで言うのなら
CTを撮りましょうと胸部のCTスキャンをやった。
 その結果「あなたが、それだけ訴えるから何か写っていると思ったけど
何も写ってないよないよ、大丈夫ですよ」と、仰ったので、私はこの医師
では駄目だと判断してかかりつけ医を変えようと思った。
 縁があって現在の陰下内科にお世話になることになった。
 ずっとブログを読んでくださっている方はすでにご存じだと思いますが、
結果的には「肺塞栓症」で命を落とす直前だったのが救われた。
 あれからちょうど1年が経つ。
陰下先生は、とにかく優しい。優しすぎる。だから時間がかかりすぎる。
どんどん待ち時間が長くなって待っているのが辛くなる・・・と、訴えたら、
じゃ・・比較的すいている曜日にしようかと変えてくださった。
 先月受診した際に(月に一度行くことにしている) 「私の喘息は、先生
が思っておられる喘息ではなくて、好酸球副鼻腔炎によるものだと思い
ます」よと、好酸球副鼻腔炎が7月から難病指定になったことなどを
お話しさせていただいた。
 今回受診する際に、好酸球副鼻腔炎のことをもっと詳しく知っておいて
欲しいと思って準備したものを持って行ったところ、「中原さんから教えて
いただいたあとで、ちょうど医師向けの好酸球副鼻腔炎についての
講演会があったので行ってきました。よく理解できましたし、中原さんの
場合は、まさにこの症状だと思いました。患者さんに教えられました」
と、とても素直におっしゃいました。
好酸球副鼻腔炎の研究を進め、難病指定への道を開いた方が講師だったそうです)
 私は「すぐにそうして研究して対応していただくことが嬉しいです。拍手
ものですね、先生」と言いました。先生は、講演会を聞いていた仲間たちの
反応を見ていても、まだ多くの医者はこのこと棒器の詳しいことを知らない
だし、耳鼻咽喉科の先生も知らない方が多いのじゃないかな・・なんて雑談も
しました。 やさしくて、研究熱心な医者の話でした。
好酸球副鼻腔炎については、10月8日のブログを見てくださいね。
下に写真も掲載しています。