W杯ラグビーの予選がいよいよ最終盤に差し掛かってきた。
初戦で日本に32―34で敗れ、歴史的金星を献上した南アは、
34―16で下し、次いで米国戦では64-0の圧勝で勝ち点16と
して、B組では準々決勝一番乗りを果たした。
で、スコットランドが勝ってしまうと日本のベスト8はなくなってしまう。
サモアの健闘を祈るのみの他力本願だが、優勝候補の南ア歴史的
勝利をおさめ、ランキング上位のサモアにも勝って、W杯で初めて
2勝を挙げたことは高く評価される。
南アに勝ったことで初めてラグビーに興味を持った人もいると思う。
妻の場合もそうで、これまで私がTV観戦していても見ようとしなかった
のに、南ア戦の再放送を食い入るように見ていた。だからサモア戦も
身を乗り出すように観戦していた。
ラグビーのなにが面白いのかっていうと、私はあの正々堂々とした
攻め方が好きである。妻は「これは格闘技だね」と言っていたが、その
とおりで、格闘技なのだ。危険がいっぱいの格闘技だからこそ、ルール
違反には厳しくなっている。サモアなどは、ラフプレーで日本に負けたよう
なものだ。きたないプレーが少ない。審判が厳しく対処する。それが
気持ち良い。大学などのラグビー出身者が社会に出てから活躍する
ことが多いとされるのは、正々堂々の格闘技のチームプレーに徹して
来たことが役立つのだろう。
や神戸製鋼が強かった時代もある。それぞれの時代のチームを思い出
しながら2019年の日本でのW杯開催の成功を祈っている。
もっともっと、ラグビーが盛り上がってほしいものだ。