NHKで今夜放送されていた「チョイス」で、耳鳴をあなどるな!という
45分番組があった。
4つのケースの耳鳴りが紹介された。
①は加齢が原因で起こる耳鳴り。
②突発性耳鳴り。
以上の二つは、血流を良くすれば治るという。
③三つ目に腫瘍が原因で起こる耳鳴り。
④そして、最後にストレスで起こる耳鳴り。
③は、めったにないケースで、放送の中で紹介された方も、放置して
いるうちに治ったという。
さて問題は④だ。
最近はいろんな病気の原因とされるものに加齢とストレスがある。
確かに加齢による機能低下によって起こる症状はある。
しかし、医者が「加齢が原因ですね」と言う時は「私には分りません」
と言っているのと同意義だと私は考えている。
そして「ストレスですね」と言う場合は「私は逃げています」と言って
いるように聞こえる。
ストレスとは何か。
ストレスを感じたときに心臓がドキドキする人は多い。
その時にその状態が体に悪いとネガティブに考えると血管が収縮して
悪い影響を受けることもある。
心臓がどきどきするのは新鮮な血液を心臓にどんどん送り込んでくれて
いるからだと肯定的に考えると、血管が収縮しない。
ストレスは捉え方によって、健康への影響が異なるらしい。
「加齢のせいですね」 「ストレスのせいですね」 その言葉を信じたい人と、
信じない人で病状が変わる。
医師にいろいろ訴える人は、多くの薬に囲まれることになり、多剤による
病気を引き起こしかねない。
ストレスでがんになったりはしないのに、「あの時のストレスでがんになった」
と思い悩んだり、後悔している人が意外に多い。