中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

今年の個人的総括

 今年も残すところ2日となった。
1年を振り返って、個人的な総括を書いておこうと思う。
グループ活動としては、「日本がん楽会」を作って約6年、今年は特に
よく活動したと思う。
 昨年3月の美術展に際に、「これまでは、4年ごとに開催されるオルンピックを
あとアンド見られるかと思いながら生きてきたが、これからは、あと何度桜を
むる事が出来るだろうかと言う心境にある」と言う趣旨を中国語で書いた。
 何かを強く感じることがあったので書いたのだが、その予感が的中したかのような
1年となった。
 身近にいる親戚や仲間たちが次から次へと倒れ、亡くなっていったことも辛かった。
妻のメニエール症状が2カ月間も続いたのも、見ていてつらかった。
そんなストレスが、自分ではタフだと思っていた自分を襲い、どこかが狂ったのだろう。
それが本当にストレスと言うものなのかどうかはわからない。加齢によるものと
解釈した方がいいのかもしれない。
 そうして、いよいよp年末を迎えた。
さて、1年を振り返ってどんな1年だと考えればよいのだろう。
よく頑張った。
これまでよりも、多くの電話がん相談を受けたので、多くの人たちに力を与える
ことに貢献できたかもしれない。昨日だけで9人もの「電話がん相談」があった。
深刻な方が多かった。厳しい頭鳴りのする中での、深刻な相談に対応することは
とても辛いが、9人の方たちに「有難う」と言っていただけた。
 よく頑張った1年間。意義があった1年間。無駄ではなかった1年間。
多くの人たちが亡くなった1年間。がん医療と言うものに、より一層不信感を抱いた
1年間。がん医療は、いまだ進歩の3合目あたりであって、完成されたものでは
ない。でも、それを信じて「藁をも掴む」心境でいる人たちも多い。
 そう・・総括を書くのだった。1年の総括を一言で書く。
「歳をとるってことは未知との遭遇」日々、次から次へとやってくる未経験との
遭遇。出来ていたことが出来なくなり、動けなくなっていく。わけのわからない辛い
症状が次から次へと起る。多くの高齢者は、その中で生きていると言うことだろう。
若者たちはそんなことに気がつかない。「そんなに大変なら、早く死ねばよい」のにと
思うだろう。この1年で強く感じたことは、やはり「老いると言うことは辛いこと」
に尽きるだろう。
かと言ってあきらめてはいない。来年も、活動を続けるぞ!と思う今日の心境だ。