今日はある集いに参加した。
最も若い人で60歳、最高齢者は82歳。
4か月ぶりの例会だったが、その間に二人が心臓病に罹っていた。
一人は軽い心筋梗塞で、ステント治療を受けていた。
ステント治療の前にはカテーテル検査が必要だ。先日書いたように、私も手首から
カテーテル検査を受けた。
カテーテル検査というのは、足の付け根、手首にある動脈から、直径2mm程度の
細い管(これがカテーテル)を心臓の近くまで挿入し、心臓の筋肉に血液を供給して
いる冠動脈(冠状動脈)という動脈を映し出す検査です。
狭くなった冠動脈へ、ステンレスなどの金属でできた小さい網目模様の筒を挿入し
冠動脈の狭窄部位でステントを拡張することで病変部を治療するわけです。
私の場合も、最初はこの病気を疑われて検査したのでした。ステントを入れて
治るなら、こちらの病気の方が楽だったのですが、いかんせん、肺塞栓症という
厄介な病気だったというわけです。
もう一人の方は、もっと重い病気だったので手術を受けたのですが、ほとんど血管が
詰まっている状態で、どうしてこれまで生きてこられたのか????
とても不思議なことに、自分の身体が勝手にバイパス的な血管を作っていたから
だそうです。がん細胞などは、勝手にどんどん血管を作って広がっていくのですが、
心臓の正常な細胞で、新しい血管ができてバイパスの役目を果たしていたなんて、
人間の身体はうまくできていますね。
参加者の女性のご主人も昨年バイパス手術を受けている。
高齢になると、心臓に要注意です。