昨日のネパール大地震のあと、現地に滞在している孫娘の
安否を気遣っていたが、今朝になって母親への連絡で無事が確認された。
先ほどは私に電話があったので当時の事情を尋ねてみた。
長期滞在なので安いホテルであったろうし、それだけに地震被害などの
心配も増幅していたのだった。
話を聞くと、安ホテルにいたのだが、建て替えをするので、料金は据え置きで
新築のホテルに移ってほしいと言われて新しいホテルに移り住んでいたとのこと。
地震当時はちょうどホテルの中にいたが、凄い揺れで全員が外に出た。
その後は、みんな草むらで座り込んでいたのだが、凄い雨が降ってきて、
そちらの方が大変だった。
こちらではほとんど情報が得られないので、おじいちゃんに時々電話するから
情報が欲しい。
こちらで何か役に立つことがしたいので、ボランティアをしようかと考えているが・・。
私の話す声が、反響してあまりじっくり話せなかったが、彼女の話をまとめると
こんな感じになる。彼女は、もともと数か月間の長期滞在の予定でネパールに
行っていたので、観光などは一切やめてボランティアをと思っているようなのだ。
私は、ボランティアもいいことだけど、言葉が十分に伝わらないのだから、かえって
手足まといになるのではないか。それにM7.8の大地震だったので大きな余震が
何度も来るだろう。レンガを積んだような家が多いので、今回の地震で崩れかかった
ような建物は余震で崩れてしまうから、気を付けるように、ボランティアの件は
よく考えて決めるように・・と、言っておいたのだが、どうするのだろうか。
賢くないというより、天然馬鹿と言えるかもしれない孫なのだが、根性だけは二人の
兄よりも優れている。物事に動じないので、その点は安心している。
生きる力と言うものをしっかり持っているので、それも安心材料だ。でも見知らぬ外国
で、しかも旅行者がボランティアというのは・・外務省の立場になって考えると・・・
なぜ外務省の立場なのかって??・・・そうだね・・。まあいいか。皆さんも考えてみて
ください。
ネパールは今後数日間は雨が続き、気温は21~25度最低気温は
11度。雨天続きだと救助作業が困難だろうと思う。すでに2000人を
超える死亡者が出ている。
救難活動も