中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

コルセット改良に取り組む(3)

  最初にコルセットを装着した翌日(1月22日)このブログにコルセットの
 写真を載せている。写真を見た多くの方から「大きくて驚いた」と言う反応があった。
 一部改良(1月23日)を経て、痛みは減少したものの苦しさはまったく変わらない。
 2度目から診てくださっている整形外科の医師は私がぜんそく患者で、肺塞栓症
 患者で在宅酸素をしていることも全くご存じなかった。
 骨折を直すためには患者は苦痛も耐え忍んでもらわないと・・・・と製作会社の
 社員は当初は言っていた。(私の説明を受けて彼は理解したようだが)
 医師も同じように考えているのだろうか?
 治すためには苦痛を耐えろと??
 患者は病や怪我を治したいのは当然であるし、苦痛にも耐える覚悟はできている。
 しかし、改善すれば受けないで済む苦痛まで患者は甘受しなければならないのかと
 言うと「それは違う!!!」と、きっぱり言っておこう。
 今度の場合、医師も製作会社も患者の意見を十分に聞く耳を持つべきだと私は
 考えている。
 実はまだ医師が改良を拒否したわけではない。ところが医師までたどり着くのに
 時間がかかりすぎる。水曜日に装着して金曜日に改良をお願いしたように、患者は
 ものすごく辛い思いをしている。病院に電話しても主治医の予約を取れない。
 とにかく予約なしで来てくださいというが、別の医師が主事の指示したものを変えて
 くれるかどうかわからない。
 手の届きそうなところに医師がいるのに、患者の苦痛の声が届かない仕組みになって
 いるのだ。
 製作会社、病院の整形外科受付と、電話を重ねて「もう待てない」
 在宅酸素では夜間寝るときだけ酸素を吸っていたが、コルセットをしてからは昼間も
 酸素吸入しないと苦しくなってしまう。
 胸を締め付ける設計になっているからだ。3本のベルトのうち胸の部分は外して
 いても苦しさはさほど変わらない。胸の部分を取り去らないとだめなのだ。
 そこで・・耐えかねて、、思い切った改良に踏み切った。
 医師は呆れるだろう。怒るだろうな。でも、患者のQOLを考えない医師は、もう一度
 考え直した方が良い。
 (4に続く)