中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

半分が嘘、半分が真実の中での判断力

 これまで何度も化石燃料枯渇問題が浮上して、あと何年で石油が
 なくなってしまうなどと言う不安を掻き立てたものだ。
 あれから数十年経った今でも石油はあるし、あと何年などと言う
 不安を駆りたてるような話は出なくなった。
 それには、ブラジル沖での大規模な海底油田採掘や北米のシエール
 ガスなどによるところが大きい。
 アラブ諸国原油の値下がりに眉をひそめているらしい。
 これまで何度も化石燃料枯渇問題が浮上した陰には、ウラン鉱山
 を持つ、ある勢力による画策だと思われるふしもある。
 化石燃料がなくなる前に、ウラン燃料を使う原子力発電に切り替える
 べきだという誘導だ。
 どちらの場合も、裏には「政治と経済」がどす黒く絡んでいることは
 間違いない。
 地球温暖化も半分以上は嘘だろう。
 ごみの分別なんて・・馬鹿らしいぐらいの嘘が詰まっている。
 化石燃料枯渇問題も、事実のようで事実ではないという感じである。
 原発は、メルトダウンしないように設計されているから安全という
 神話も、福島原発事故で、見事に覆された。
 それでも、まだ安全神話を信じようとする、、信じたくないけれども、
 金のためなら・・いま手元に金が入るなら・・・まあいいか・・と言うような
 現実主義的経済崇拝者たちによって、この国の未来が失われようと
 している。
 どこまでも、嘘とまことが裏腹になっていて、人々の判断を狂わせている。
 100年先の日本を考える政治家はいなくなったのか。
 省庁益よりも国益を優先する官僚はいないのか・・。
 国民の一部だけを潤わす政策と、国民の多くが安心して暮らせるような
 政策と、どちらが良いのか・・・国民もしっかり目を覚ましてほしいものだ。