私達が生活していくためには多くのエネルギーが必要です。
エネルギーなくして私達の生活は続けられないでしょう。
エネルギーとは何か。昨日書きましたようにエネルギーとは働く力です。
現在の人類を支えているエネルギーの大半は化石燃料です。
言葉通りに、大昔の動物や植物が化石燃料となっているのです。
凄いことですね。大昔の人間の化石は燃料とまでなってはいないでしょうから。
地球が想像を絶する大変化を遂げる中で、多くの植物が埋もれ、多くの動物が死に絶え、巨大な圧力が加わって化石燃料を作り出したのでしょう。
原油の一部などは自然に地上に顔を出し、アラビアンナイトの物語の頃には、それを「照明」として利用されていたようですが、人類の長い歴史の中で、化石燃料が本格的に使われだしたのは19世紀からであり、大漁使用するようになったのは20世紀に入ってからでしょう。
石炭、石油、天然ガスなどが次々と利用されるようになり、エネルギーとしてだけでなく、多くの製品に姿を変えてわたし達の生活に関わっています。
第一次オイルショックの頃は、あと50年もすれば石油が枯渇するのではないかと騒がれましたが、
技術の進歩で、次から次へと新しい油田が見つかっています。
しかし、化石燃料である以上、いつまでもあるというものではなく限りがあることでしょう。
そこで新しいエネルギーを求めることになるのです。