中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

あなたは政治家を信じますか? (その1)

 国の政治、世界の政治、一般の人々にとって政治は遠い世界
のようだが、我々の日常生活と切っても切れないものだけになっかいだ。
若者たちは政治離れを起こしているという。
政治離れの人たちが増えるほどに政治家たちの質は落ちて、世の中が
どんどん乱れ、低落してしまうものなのだ。
 最近は安倍内閣による特定秘密法とか集団的自衛権などと物騒な
ものが、したり顔で出てきている。
 出し方がうまく、一般の人たちにはわかりにくく、有耶無耶のうちに
次から次へと決まっていくから恐ろしい。
 風見鶏と言われた中曽根元首相は、総理になる前から高野山
高僧にあれこれと相談していたことは、知る人ぞ知る話である。
アメリカに依存し、首相在任期間を長引かせることができたのもさすが
風見鶏というだけのことはある。
 中曽根氏がやったことで最も大きなことは国鉄の解体ということだった。
赤字経営に苦しむ国鉄を民営化することで救うというのがその名目
であったのだ。
 しかし、中曽根氏は退任後にはっきりとその目的を語っている。
国鉄も民営化は、「国労」という労働組合潰しが目的であり、国労
つぶれれば「総評」もつぶれる。そのことにより、日本の革新政党
つぶすことだったと。彼の思い通り、社会党までつぶしてしまったし、
総評が弱くなることで、労働者の立場も弱くなった。
 政治家が、唱える「主題」とは違うところに「裏」が隠されていることを
国民は読み解く能力を付けなければ、この国はどこへ行くのやら。