2020年東京オリンピックを歓迎する人は多い。
いう人も多いようだ。
しかし、五輪開催が景気回復に有効かというと、そうとも言い切れない。
を開催した長野県は、施設整備に巨額の資金がかかり、ばく大な借金をして
2020年度には1兆6475億円もの県債残高を抱えることになった。
五輪開催には膨大な施設費や関連費が必要となる。その関係から
公共投資が増えて景気を刺激し一時的な経済効果は期待できるが、
これまで多くの国の都市が五輪開催後に景気ダウンしている事実もある。
言い換えれば、2020年以降に急速な景気ダウン現象が起こる可能性
がある。町の2020年という都市は、日本の「働く人口」が最低になる年でもある。
オリンピックに景気回復を抱くのは単細胞的発想だろう。
開催後に景気ダウンをきたさない施策をとれる人に都知事になってもらいたい。
五輪景気の反動的な景気ダウンは怖いものだからである。