中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

橋下大阪市長の行動力とぶれ

 橋下氏は奇妙な人だ。
その行動力は高く評価できるし、期待していた。
しかし彼の庶民への迎合主義は日を追うごとに明らかになっており
彼がしっかりしたポリシーを持っていないことも明らかになってきた。
 高校運動部の生徒が教師の暴力が原因で自殺した。
その後、橋下氏は運動部のある種の暴力を容認する発言を行っていたが、
そのご急転して暴力否定を言い始め、ついには高校改革にまで強硬姿勢
になっていった。
 はっきり書いておこう。高校における教師の暴力は、いかなる理由があっても
許してはいけない。私の学校の生徒の両親が「私たちは親なので叩けないですが、
先生たちは、どんどん叩いて叱ってやってください」と言ってきたことがあった。
 最近の親たちが、子供のしつけ方までわからなくなってきていることの、一つの
現れである。
 橋下さんよ、いじめや、暴力に関してなら、私のところに相談に来てほしい。
あなたの力になれると思いますよ。
 迎合主義は人気取りには良いが、いずれは国民から背を向けられてしまう。
橋下氏は、迎合主義だけでなく、今回の高校問題や「みんなの党」の渡辺氏との
やり取りを見ていると、ヒステリックな要素が多分にあることを見せつけた。
 このままだと、橋下氏の人気も終わりだと私は思う。
 しかし、美術館建設についての新たな提案には賛成しておこう。
 迎合主義、ヒステリックなところを改め、しっかりしたポリシーを持った政治家に
育ってほしい。
でも、彼はまだ若く、世の中をあまりも知らないのだろうと思っている。
勢いだけで突っ走れるほど、世の中は甘くはないよ。