中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

竹島問題を考える

 日本近海の尖閣諸島竹島問題がクローズアップされ、中国、韓国と
もめています。
 今日は「竹島」について考えてみたいと思います。
昨夜は、NHKで日本、韓国の専門家が集まって議論を重ねていましたが、
全くかみ合わない状態でした。
 今週は、各TV局がこの問題を取り上げますが、どういう取り上げ方をするのか
興味があります。
 なぜ、かみ合わないのかと言うことが大切な問題点です。
双方に、それなりの言い分があり、双方が自国の主張が正しいと信じているから
なのです。
 韓国ドラマをご覧になればお分かりのように、日本の文化ととてもよく似ています。
中国よりも韓国の方が文化的にも血縁的にも近いと言えるでしょう。
 言い換えれば、兄弟げんかのようなものですね。血がつながっている兄弟なのに
仲が悪いという例はたくさんありますし、兄弟だからこそ、解決方法を見つけにくいと
いうことも事実です。
 
 日本と韓国(朝鮮)の関係もよく似ていますね。
どちらにも「自分の主張が正しい」と言う信念が強いために、今後も譲り合いは
難しいことでしょう。
 イスラエルユダヤ)とアラブ諸国の問題と同じように見得て違うのは、あちらは文化も
歴史も大きな隔たりがあるのですが、日本と朝鮮半島と言うのは、世界的にみても
とても近い関係文化関係にあります。
 日本が朝鮮を侵略したということに恨みを買っていますが、日本がしていなくとも、
ロシア、中国が支配下においたかもしれないという歴史的背景がありますが、韓国の
人たちは、仮定の問題ではなく、日本に支配された歴史に対して恨みを持っていますから、
問題は簡単ではありません。
 話し合いによって解決できる道を、どう模索できるかということが課題でもあります。
橋下さんが言うように、両国の共同支配と言うのが現実的かもしれませんが、それも
韓国は認めようとはしないでしょう。