中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

タイガース改造・もう一言

 先日書いた、阪神タイガース改革案には、反発を覚えた方もおられるだろうと
思う。何しろ実績のある金本選手まで「いらん」と書いたのだから。
 しかし、もう一度考えてみよう。
昨年の今頃は、12球団で打率はトップだったのが、現在は12球団中最下位に
まで低落している。
打率トップ10には誰ひとり入っていない。巨人3人、中日3人、横浜2人、ヤクルト2人
がトップ10を占めている。
タイガースでは、鳥谷267、 金本262、新井(貴)259、マートン249、平野243と
いう、考えられない数字だ。
 1年前とあまりにも違う数字に、何がったのかと考え込んでしまう。主力選手といえども
体調の変化あり、いろいろな事情があるに違いないが、主力選手がここまで足並みを
そろえて低落してしまう原因がどこにあるのだろうか。
 監督が悪い、コーチが悪いと行ってしまえば終わりだが、主力の選手たちにとっては
コーチに言われなくとも力を発揮できるだけのものをすでに持っているはずであり、
コーチが変わったからといって、急激に打率が落ちるというものではないだろう。
一流選手と言うものは、自己管理を含めて、自分で調整できるからこそ、一流になれ
たのではないだろうか。
 しかし、僅か一年で、こんなにも主力のだれもが体たらくを見せているとなると、そこに
は何かがあるに違いない。少なく杜も、チーム内が一致団結できていないのは間違い
ないだろう。
 何かに原因があって、チーム内のまとまりを欠いているとすれば、何が原因か。
そして、その原因を取り除けない、監督やコーチ陣は、選手掌握術に欠けていると
指摘されても仕方がないのではないか。
 ゴルフでは、タイガーウッズのような超一流選手たちもコーチについてチェックする。
野球の場合は、どうなっているのだろう。一流選手をコーチする、特任コーチという
物を雇ってみてはどうだろうか。
 とにかく、野球はチームプレーで成り立っている。個人のプレーヤーの力を合わせる
だけでは勝てないのだ。チームを盛り上げる、選手の能力を最大限に発揮させること
が監督、コーチに託された任務ではなかったか。主力選手を欠いた日本ハムソフトバンク
広島が、若手を積極的に起用して、成功している。今の成功だけでなく、来年度以降の
大幅な成長も期待できるだろう。
 ブラゼルマートン、城島、金本、新井(貴)小林に、どれだけの大金が積まれている
ことか。年俸に見合った働きをしない選手に頼らないで、球団の再生を図るべき時が
来ていると思うがどうだろうか。