持つ意味は大きい。
このところ、橋下大阪府知事に振り回されていた感のある平松氏だが、
菅さん同様に大ヒットを放った感がある。
神戸の矢田市長は慎重論で、彼の生ぬるさがここにも表れている。
建設案」を出した。
脱原発すると、必ず「電力不足」が生まれるという反論が出てくるが、
可能なうえに、天然ガスが余っていて、価格が低迷しているから、負担も
軽くなる。
何よりも、天然ガスでタービンを回し、起こった熱で別のタービンを
回すと言う二重発電が可能なので、2酸化炭素排出などの問題も軽減
されると言うから優れものだ。
ガスタービン発電機なら、1年間にかなりの増設も可能である。
ここで問題なのは、政府の毅然とした姿勢だけである。脱原発に舵を
切ることを明確にし、代替発電に切り替える決意をすることが求められる。
そんな折に、担当大臣が「点検を終えた原発の運転を認める」と発言
したのは、お粗末もいいところだ。
政府は何を考えているのか。産業界の圧力はそんなにもすごいものかと
驚いてしまう。
目途を2年先か4年先でもよい。脱原発に向けてシフト転換すべきだと
思う。