中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「津波は天罰」だと言った石原都知事

石原東京都知事が「今回の津波は天罰だ」と発言し、物議をかもし、早速謝罪と
撤回をしたと言う。謝罪・撤回するぐらいなら喋るなと言いたい。
なにを考えてそう言ったのか。今の政府も国民もだらしがない。だから天罰が降りた。
被災者は可哀そうだと言ったと言う。
そして、村山さんとか菅さんのような頼りないのが首相になるから天罰がありたとも言う。
 
今の政府がだらしがないと言うのはうなずける。
しかし、日本をここまでダメにしたのは自民党政権だと言うことを忘れている。
年金問題だって、原発だって、津波対策だって、みんななが~い自民党政権時に
やってきたことなのだ。
村山首相は自民党が担ぎ上げた首相なのだと言うことも、石原氏は忘れたのだろうか。
 
何もかも現政権の責任にしようとする雰囲気がある。だか、少し考えてみてほしい。
民主と言う政権は未だ1年あまりの政権だ。戦後60年年以上も政権をとり続けながら
今のようなだらしのない状態を作り上げてしまったのは自民党政権である。
確かに、菅首相は何となく頼りなく感じる。身体が悪いのではないかとも案じられる。
精気がない、眼が泳いでいる。小沢氏を追い落とすことばかりに集中し過ぎて、肝心の
政治を忘れているようだ。今回の大地震で目が覚めたどろうか。
 
今回の地震津波や事故で株を上げたと思われる人がいる。
それは枝野官房長官だ。
彼のテキパキとした喋りは耳当たりがよい。しかし、そう言うことを言っているのではない。
国民が何を求めているか、何を知りたがっているかを事前にきっちり把握したうえで
喋っていることがよくわかるからだ。
自分が国民の一員となって物事を考えているなと感じることがおおい。
日本は、もう年寄り首相を選ぶのは止そう。彼のような視線で物事を考えることが出来る
人を選びたい。彼はきっと将来の首相の器だと思うが、早めにそうなってほしいとおもう。
石原知事は、4選目に打って出るらしいが、今回のような失言をする人には辞めてもらいたい。