中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

がん講演会での感想

10月、11月と続いて「がん講演会」で講演した。
「がんを基本から考える」と「がんとは?まずは第1歩から」の二つである。
参加してくれている観衆が、どのような人たちかが正確に把握できていないので
喋りにくい。
がん患者やその家族に話すのと、未だ「がん」を告知されていない人たちに
話すのでは、内容を大きく変えなければならないが、現実には、いろんな方々が
混じっていて、医療者も少なくない。
国民の二人に一人ががんになっている現実の中にあっても、また、自身ががんになって
いても「がん」を知らない人が多いのも現実である。
知ろうとしないのか、知ることを怖れるのか、がんは自分とは関係ないと思いたいなのかの
いずれかだろうとおもう。
そんな人が多い中、会場まで足を運んで下さる方々には、なるべく丁寧に、期待の添えるような
ことを喋りたいという気持ちでいる。
ただ、「がん」について話すことは多すぎて、1時間程度の中で、何を話すのがよいのか
いつも悩むことである。
「がん予防はできるか」
「がんと食生活」
「がんとQOLの関係」
などを、今後は喋りたいと思っている。