中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

年の初めに思うこと

早いもので一年が過ぎた。
あっと言う間に過ぎ去ってしまった感じがする。
少年老い易く、学成り難しとはよく言ったものだとおもう。
一年の過ぎ去る早さは、年齢を重ねるほど早く感じるがどうしてだろう。
若い時も中年の時も、熟年と言われる頃も忙しかったから、時の経つのが早いように
思うが、今ほどではなかった。
高齢になるにしたがって、日々が飛んでいくように感じるのは、余命の少なさを感じているからだろうか。
 
正月早々、死について語るのには少々気が引けるが、この歳になってみて初めて「いのち」を
強く感じるようになった。
もちろん若いころから哲学書を愛好していたので、人の生き方や死について考え続けてはいたが、
今の心境とは違うものだった。
 
高齢者の死についての意識と、70歳までの死についての意識は違うように思える。
もちろん大きな病を抱えている人は、若くても意識が違うだろうことは言うまでもない。
60歳台では、死について考えていても、「いつか来る死」と言う程度にしか受け止めていない。
しかし、残された月日が少なくなってきていることを、日々の体調管理に追われるようになって
実感してくると「死についての覚悟」とか「しんどい目をしてまで生き続けたくない」という気持ちや、
それでも、「もう少しは生きていたい」という感情が織り交ぜになっているのを感じる。
 
最近ブログを書かなくなったのは、新聞などのマスコミ論調に嫌気がさし、何を言っても愚痴に
なってしまいかねないから筆が進まない。
民放のTV番組の低調さが今の日本をものが経っているような気がしてならない。
こんな低俗な番組を愛しているような国民が、日本を変えることが出来るのだろうかとさえ思って
しまう。残された人生の内に希望のある国に向かってほしいものだと願っている。