中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

箍(たが)が緩んできた民主党

 ここのところ民主党がおかしい。
法務大臣の「用意された二通りの答弁」問題は、官僚からの脱却、党主導という
民主党が掲げる命題から大きく外れ、官僚主導を感じさせるだけに残念だ。
仙石官房長官の「自衛隊暴力装置」発言に至っては、何を言うのか?といぶかしく思う。
仙石氏には問題発言が多い。それは陰の総理などと持ちあげられ、彼の思い上がりから来ているのだろう。
参議院予算委員会では珍事が発生した。
予算委員長が「菅総理大臣」と答弁者を指名すべきところを「仙石総理大臣」と言ってしまい、
野党からやんやの喝さいを浴びることになった。
 菅首相の目は泳いでいる。心ここにあらずと言った感じが映像を通して国民に伝わってくる。
私の印象は(やはり菅ではだめなのだ)ということに尽きる。
 何度も書いてきたが、政権は「国益」を守らなければならない。そのためには、誰がふさわしいかと
いうことだ。
 事業仕分け作業によって、自民党政権がこれまで巨額の税金を無駄に垂れ流してきたことが
明らかになってきた。だからだと言うわけではないが、今の自民党にも「国益」を委ねる人材が
見当たらない。では、みんなの党ではどうか。まだまだ未熟で政権党になれるだけの実力もない。
 日本はこれで良いのだろうか。
多くの人々と話していて感じることは、やはり日本人は幼稚で自立出来ていない人が多すぎると
いうことだ。私は、それらの原因はすべて幼児教育にあると考えている。幼児教育を充実させる
ためには、まずは母親教育から始めなければならない。と、言うことは、根本から治さなければ
日本の将来性がないと言うことなのだ。
 戦後65年が経ち、日本人は脆弱になってしまった。何が原因で、どうしたら良いのか、みんなで
考えなければならないだろう。