中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

大相撲の構造破壊に向かうか

 大相撲をじっくりTVで見るようになってから65年を超える。

 とにかく面白かった。味があった。 

今、大相撲のなにかがおかしくなってきているように思える。

 新弟子が減ってきたので新弟子検査の内容を変えたなどと言うのは、それで良いと思う。

 大相撲界の「親方株」を巡る問題が大相撲の世界をぐじゃぐじゃにしてきたのだろうと思う。

 その結果、大相撲の世界に人材不足が生じたのではないかと思える。

 大相撲界の「部屋」問題も複雑怪奇に思う。

各部屋の親方が、自分だけが儲かるようにと始めた外人力士導入が大相撲界を混乱に陥れたと言って良いだろう。 国技であったはずが、国技とは言えなく成りつつある。 それが白鵬の土俵上での君が代問題まで、身勝手を許すことにもなった。

 ここに来て、その白鵬を追放してしまいたい勢力があるようだ。

 力士養成を各部屋に任せてあるために国技としての教育も満足に出来ていない。

 勝負を見分ける力も不足してきて、その結果が

陸上競技の百メートル競走の判定のような方法を採用してしまった。(体がない)などと言う考え方などは失われてしまったのだろうか。

 今日の琴櫻vs若元春の場合の判定などは摩訶不思議と言ってよいものだ。土俵上で同時に2人の身体が中の浮いており、ほとんど同時に落下した。

こんな勝負を判定するなんておかしいだろう。土俵上の勝負より土俵外の力関係で勝負がつけられた思いがする。

 大相撲が間違った近代化をした結果、今度は大相撲社会が崩壊するのではないかと危惧している。