中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「相撲道」教育するのが協会の務め

 春場所で、横綱白鵬が会場のお客さんを巻き込んで三本締めを
行ったことで、理事会に呼び出された。 白鵬は平成最期を締めくくろうと
思った・・・と言うが、2年前の九州場所でも同じような行為をして注意されて
いる。
 白鵬の場合は、横綱と言う地位を勘違いしているのではないか。
横綱は、現役力士の最上位ではあるが、それだけのことなのだ。
もし、プロ野球のMVPを獲った選手が、会場に向かって「今年の野球界を
締めくくりましょいう!」と三本締めを要求したら・・どうなるだろうか?
 どのような世界でも・・同じことが言える。 しかも、春場所が、白鵬
受賞式ですべてが終わったわけではなかったのだから・・・。
 白鵬の思い上がり・・と言えるが、それを監督できなかった部屋の親方にも
責任を取らすべきだろう。 横綱に「食わせてもらっている」親方は強い指導が
出来ないのかもしれない。 だったら・・相撲協会から直接に指導できる
組織つくりをやらなければならないのではないか。
 大相撲は、他のスポーツと違うというが、それなら「相撲道」の何たるかを
外人力士に教育できる体制を整えるべきだろう。 白鵬が、今になっても
相撲道を知らないというのでは・・伝統もすべてが消えてしまうだろう。