スポーツの世界だけではないだろうが、「勝つためには手段を選ばず」と
考えている人は少なくないようだ、
妻が高校生の時代バレーの選手だった。チームにとてつもない上手な選手が
いたので、県大会では常に上位にいたそうだが、監督が怖いほどの厳しい指導
だったという。勝つためには、どんな手を使っても良いと常々言っていたようだ。
そんな監督はスポーツの世界にたくさんいるだろうと思っている。もちろん、そうして
指導された選手の中には、それを実践しているものもいるはずだ。
サッカーの汚いプレーを見るたびに・・そう思う。ジャッジから見えないところで
汚い手を使うなど、私は嫌いだ。 昔と違って今はカメラが「その場面」をちゃんと
捉えている。
スポーツはファインプレーで行うもの・・と、教えられてきた。汚い手を使うなと
教育の場で教えられてきた。 なので・・教育現場であると言われる高校野球で
汚い手を使う、使ってきた・・どちらにも違和感を覚える。
きれいごとでは勝てないんだよ!と、言う人がいるかもしれない。そんな人が
ふえると、社会に汚泥が溜まってきて、住みにくくなる。