なにはともあれ、毎日自分で作った料理を「美味しい」と思いながら腹一杯、日々完食しているのだから幸せと言わねばなるまい。
日々のメニューを考えるのも大変だが、作り方を変えたり、新しい方法を考え出そうと知恵を絞るのも、シンドいが楽しいものです。
去年の暮から、食費の節約をしながらも、美味い物作りが楽しみでもあり、あの寝たきりから立ち直ってからのリハビリだと思っている。
とは言っても、日々89歳に近づいているのは確かだ。
そのせいだろうか、これほど食べているのに体重はどんどん減る。
食べられることに感謝です。
最近の妻は、日々良くなっていることに自信を持ったのか、掃除機、拭き掃除、夜の食事も二度作ってくれた。
その分、私が楽になっていると言うわけです。
妻が完全に元通りになるまでにあと二ヶ月は必要かとも思うが、無理をして私のように別の腰椎骨折になったら大変だから無理はさせられない。
若い頃は、二人して世界を駆けずり回って来たが、今ではテレビの前で一緒に感想を述べあっている。
スポーツ、映画、ドラマ。スポーツは、はっきりしていて良い。
ボーリングの選手権大会を観たが、選手権大会というのに下手だった。若い頃はボーリング場にヨク行ったものだ。自信のある競技だが、今はボールを持つことさえ出来ない。
映画は古い物が良い。現在のようにコンピューターで合成されたものより、ロケによって丁寧に作られたものは見ごたえがある。
日々老いて、ピンピンコロリとなりたいものだが、それは何よりも難しいことだ。