最近は「昆虫食」が話題になりますね。
特に(イナゴ)が話題の中心のようです。
タンパク質補給に昆虫食をと言うわけでしょうか。
牛肉も豚肉も鶏肉も手に入らない時代が来るのでしょうか。
昆虫の中でもイナゴは養殖し易いらしく、政府まで乗り出して昆虫食事業を支援するらしい。
恐ろしい時代で、そういう事業を始める人達がいて、それに乗って政治まで動かし、一儲けを企んで入るとしか思えない。
なぜならば、私は(イナゴ)食べていたからだ。
戦時中、食糧難の時代に「イナゴ食」が大いに叫ばれた。本当に食べるものの少ない時代で、生きるのに必死だった頃だ。
トンボや蝶を捕る網を持って(イナゴ)を追いかけ捕獲して焼いて食べたことが何度もある。
味は(不味いと)言う他にない。
上手に砂糖や酒や醤油やみりんを使って料理をすれば美味かったかもしれませんが、当時は、そんな贅沢な調理法もない。
イナゴを食べようといっている人達は、どんなふうに料理をして食べたのだろうか、と思っている。