中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

一冊読み終えるごとに寂しくなる

読書は、なにがあってもやめられない。しかし、どんなに面白い小説であっても、室内で読むことはできない。

腰痛を持っていると、机での読書姿勢は腰に良くない。

従って読書はもっぱらトイレに限られる。トイレだって読書姿勢には良くないが、時間が短いので無理をすることがないのがよい。

一度に5、6ページを読むぐらいだが、私の場合は日に5度ほど読む機会があるので、毎日25〜30ページは読める。

読んでいる小説が、あと20ページぐらいになって終わりが近づくと、なぜか無性に寂しくなる。

昨年の終わり頃から、本棚にある宮本輝氏の小説を読み返している。

読むごとに味わいが違ってくるのは、読み手の年齢に依るものだろうが、読むたびに新しい感情や情念

が伝わってくるのが不思議なほどだ。