長らく毎夜、風呂で1時間の読書を楽しんできたものだが、長風呂が
できなくなり、次第に読書量が減っていた。
それでも月に10冊近くは読んでいたのだが、白内障が進み、月に3冊
ほどにまで落ちていた。
昨年8月に右目、10月に左目の白内障手術が終わり、手術後に目の状態が
落ち着いてくる3か月後ぐらいからの読書を楽しみにしていたのだが、
11月には肺塞栓症で入院、12月末には第1腰痛圧迫骨折と体調不良が続き、
読書どころではなかった。
私の場合、第1腰痛圧迫骨折の痛みは激烈だったので、俯く姿勢が辛いので
本の持ち方が難しい。
妻も読書家で、かなりの量を読んでいたが、最近は量が減っているようだ。
10年ほど前までは、二人そろってベッドの中で朝方まで読書していたものだった。
私はベッドの中でも読める読書台を使っていたが、妻は毎夜重い本を持ったままで
読書を続け、ある夜に猛烈な痛みに襲われ、私は救急車を呼ぼうかどうかの
判断に悩んでいた時、「どうも頭じゃないみたい、首のよう」と言い、やがて肩かも
と言う。そこで気が付いた。長年のベッド内での読書が原因のものではないかと。
猛烈な筋肉痛というか、けいれんが起こったようなのだ。
次の日から、妻はベッド内での読書を止めた。
話を私のことに戻す。
腰が痛いと本を読むのにこれほど苦労するかと思うほどで、工夫がいる。
アマゾンで読書台を見つけ注文し、それが届いた。
1400円で、こんなにも便利なものがあることに感心したり、感謝したり。
テーブルの上に置いて、本を挟み込む。350ページもある本だがうまく挟める。
テレビの野球中継を遠目に見ながら、どんどん読書ができる。いいな~~。
妻が推薦してくれた「水のかたち」(上・下) <宮本輝 著> がどんどん読める。
面白くて、はまってしまいそう。