二月中に日本銀行の次期総裁を決めなくてはならない。
日銀は独立したもので政府が介入することは出来ないが、十年前の場合も、結局のところ安倍元総理が強権を利用する形で黒田総裁になった。
そこのところが、法の矛盾なのだ。
国会で三度の決議を経て総裁が決まるが、政府が介入することが出来ないのが法の建前だ。
デフレを止めてインフレーションを起こそうという目論見だったが、現在の局面ではインフレーションを止めなければと言う状態だ。
現在の副総裁を推す勢力と前副総裁を推す勢力に別れている。
デフレを止める立場だった現在の副総裁ではインフレーションを止められないのではという声と、インフレーションを速やかに止めるべきだと言う大きな違いがある。
政府は、現在の副総理を推している。
独立機関に政府の介入をさせてはいけない。