あき竹城さんが、大腸がんを隠していたという。
事情はいろいろあるだろうが、がんを隠すがん患者は多いのです。
隠さないで、がんとの闘いを明らかにすることで、
がんというものは、どういうものかを広めて
ほしいのだけど、多くの人は隠してしまう。
それは、人に移す病気だから隠すのも分かる。
でも、がんは人に移す病気じゃない。
隠す人が多いから、「正しいがん知識」を持って
いる人も少ない。
講演会で、立ち上がって次のように発言した人が
いました。
「私は、がんを恐ろしいとは思っておりません。癌になっても、保険が最新治療を保証してくれているからです」と。
このような大きな間違いにも気付いていないようでした。
がんを隠さず、正しいがん知識を持って、闘って
ほしいと思っています。
がんを助けることになるからと、食事を控えている
がん患者もいます。間違った民間療法です。
あまりにも多い民間療法に嵌って命を失う患者も
意外と多いものです。
どうか、正しいがん知識を身につけて頂きたいと
思うのです。
竹城さんの場合は、演技を行う上で、同情の目で
見られるのが嫌だったのでしょう。
がん患者に同情は禁物です。