このシリーズも今日を入れてあと2回になりました。
「雪隠の饅頭」(せっちんのまんじゅう)
雪隠って何?
そんな名前の饅頭ってあるのなんて誤解しないでくださいね。
雪隠とはトイレのことです。
昔と言ってもそれほど古くはない、50年ほど前までの田舎の家のトイレは、家の端の方にトイレが設置されるか、少しだけがなれたところにトイレが作られていました。
未だ(ポッチャントイレ)でした。
雪隠で饅頭とは、自分だけ旨いものを食べるということで、ズルいやつだと言うことにつながります。
それより、
日本には古い時代からある便所(トイレ)が、英国、フランスは言うに及ばず、中国を含めアジア各国も、トイレができたのは比較的新しいのです。
パリなどの街路には、窓から捨てられた汚物にあふれていたこともあるのです。
世界のトイレの歴史なども、この際に研究されるといいかもね。