あっという間に亡くなった方がいる。
持病らしきものは目が見えにくくなったというだけの85才の男性が、発熱し服薬で治まり、再び発熱し、そのままあっという間に息を引き取ったという。
私は、すでに対岸近くまで行っていたのに、なぜかいま元気でいる。
私の場合は、整形外科医からも主治医からも「もう、なにもしてあげられることはありません」と告げられていたのに。
もう不思議という他ありません。
気力が回復させたと、言ってくれる人がいます。
妻にこれ以上の負担をかけたくないというのが気力の根源ですが、着替えすることさえできず、顔も洗えず、シャワーもできない。
爪だけはよく伸びるが、足の爪も手の爪も切ってくれる人がいない。
看護師がやってくれたが、いまいちだった。
娘が手の爪だけ切ってくれるようになったが、癖のある足の爪を切るのは誰しもが後退りする。
今では、手に爪は週に一度、足の爪は2週に一度、自分で切って整えています。
着替も楽々です。
掃除していますし料理もしています。
昨年のあの状態は、なにが原因だったのか、医師も首を傾げています。
元気になったとはいえ、間もなく88歳なのですから、この夏にポックリということがあるかもね。
それも人生ですね。
今はアフリカ巡りのために、予備知識を学習し、夜には未知の人と話す事を愉しんでいる、ヘンテコリンなお爺さんです。