高齢になり、夫婦ともに足腰が悪くなると、出かける範囲も狭くなる。
何もしないでぼやっとしていると、認知症になりかねない。
出来ることなら積極的に動きたいが、運転もしなくなり、街は遠い。
3ヶ月前から、浅田次郎著作の本を14冊読み終えて愉しみがなくなった。浅田さんが25年間掛けて書き上げた作品を3ヶ月で読んで追いついた感じだ。7月に最後の一冊が出版されるのを楽しみにしている。
「蒼穹の昴」4冊。「珍妃の井戸」一冊。「中原の虹」4冊。「マンチュリアン・リポート」一冊。
「天子蒙塵」4冊。以上の14冊はタイトルは異るが一連の物語なのです。約5600ページにびっしりと書かれた物語に引きずり込まれるように読んだ。
黙読をせず、音読で読んだ。
寂しくて仕方がない。
こういうときに、一坪の畑があればなーと思う。
何かを植えるか、種を播いて育てたい。