この話は長くなるかもしれませんので、数回に分けて書きますね。
実は本来は、なんの関わりもないヨットの話です。
ですが、世界最大級のヨットレースにまで話が及びます。
ヨットにはまったく興味はありませんでした。
当時(今から70年前のこと)立命館大学のヨット部に所属していた彼とひょんな事から知り合いになり、ヨットに乗せてあげると琵琶湖まで連れて行ってもらったのです。
良いお天気でした。ヨットはスイスイと走り快適な気分でした。
多くのヨットが浮かんでおり、彼の説明では各大学のヨット部が練習しているのだと。
午後4時を過ぎた頃、突然に天気が悪くなり、周囲のヨットがバタバタと倒れていきました。
彼は、ヨットは倒れても沈まないから安心してと言いながら、大きな強い声で、「右へ行け」「左に!」と指示しますが、基本知識がない私には、驚きながら彼の指示に従ってヨット内を移動しました。
倒れないで帰港出来たのは僅かのヨットだけでしたから、彼の判断と操縦が優れていたのでしょう。
楽しかったというよりも、恐ろしかったという思い出の方が強いヨットとの出会いでした。
もちろん小さなヨットです。
その後に、出会ったヨットは大きなヨットですが。
今日はここまで。