「連木で腹を切る」
「良薬口に苦し」
「れ」にはこの2つがあります。
江戸は侍の町だけに「連木で腹を切る」です。
連木とは、すりこ木の事です。
すりこ木では腹は切れません。
言ってみても不可能なことのたとえです。
「良薬口に苦し」は、
京かるたというより大阪かるたと言うのが正しいでしょう。
大阪には、日本を代表する製薬会社が立ち並んでいた道修町があります。今も道修町といえば薬と誰もが思うでしょう。
「良薬口に苦し」は、よく効く薬は苦くて飲みにくいが本人のために良い、転じて厳しい指摘は辛いだろうが本人のためになるものだ。